今日の我が家の花

niwazou2008-04-15

 これは、我が家の玄関先で今、一番きれいに咲いているものですが、さて、なんでしょう? 6月から、下左のような果実ができます。
 「ブラックベリー?」と思ったアナタ。 ぶっ・ぶーです。
 これは「ラズベリー」の花なのでした。
 清楚な雰囲気で咲いていますが、なんか、なじみのある感じの花でしょう? それは、ラズベリーも、サクラやリンゴなどと同じ「バラ科」の植物だからです。
 バラ科キイチゴ属。 ブラックベリーも同じ仲間です。
 左写真は、おととし、泣く泣く撤退した「市民農園」でなった果実を、夏に撮ったもの。(上の方には、ナスのヘタも・・・)
 つまり、農園に植えてあった苗をを、引っこ抜いて持って帰ったというわけです。すんごく、根を切って掘り上げました。でも、元気。
 この果実、黒くて、どう見てもブラックベリーに見えますが、でもラズベリーなのよ。ほんとに。ラズベリーの果実は、最初は赤いのですが、熟してくると黒くなるんです・・・というか、なった。
 ラズベリーというと、ケーキの上にちょこんとついてる“真っ赤な宝石のようなぁぁ・・”は、言いすぎにしても、真ん中に穴があいた、赤くてころんとかわいいヤツを思い浮かべるでしょう、ふつう。
 果実になりたてのときは、確かにそんな姿でしたけど、その時点で収穫しないと変身します。
 あ。 あの真ん中の穴は、ラズベリーの果実が落ちるときの特徴です。苺を思い浮かべるとわかるけど、たいていのベリーは、あんなふうに「ヘタ」がくっついたまま、離れませんが、ラズベリーは抜け落ちるので、穴があく。
 と、話が飛びましたが、黒くてもラズベリー。 黒けりゃ、ブラックベリーと思うなかれ。
 しかし、これは品種によって違うようです。もともと果実の黄色い品種もあるし、こんなに黒くならないものもある(はず)。
 さてさて、ラズベリーの和名は「木苺」ですが、フランス語だと「フランボワーズ」。フランス語になると、いきなり上品な空気が漂いますね。
 この農園上がりの(というと、スレた感じが・・)フランボワーズちゃんの場合は、生で食べるのは、あんまりおいしくありませんでした。新鮮なみずみずしさはあるものの。
 たくさん収穫できたら、ジャムにするといいよね。