レジ袋から、春のお便り
仕事が入ってなくて、お天気のいい日。たまには、自宅にひしめいている植物の手入れも、してやらなくてはなりません。
季節は春だし・・・人には、ああしろこうしろといいながら、自分ちの植物はというと、じつは放ったらかしなのです。
で、週末に重い腰をあげたわけですが。 ベランダの隅に置いてあった、この袋はですね、ゴミが入っているわけじゃないのよ。
・・・・オープン・THE・レジ袋!
中には、むき出しの苗が無造作に入っております。
ちょっと、取り出してみましょう。
下の写真、左は「フウチソウ(風知草)」、右は「ギボウシ(=ホスタ)」です。どちらも、昨年末に鉢から掘り出したもの。
裸苗の状態でこのレジ袋に入れられたまま、置かれていたわけですが、な・なんと、オープンしてみると、立派な新芽が出ておりました。
別に、耐久テストしようとか、特別な意図があって、こんな状態にしておいたわけじゃないのです。
12月に年末年始用に、あるお庭のコンテナの植え替えをした際、冬に地上部のなくなってしまうこれらは、とりあえず必要がなくなったので、この袋に入れて持ち帰ったのです。
が、鉢もスペースも空きがなくて、年末の忙しさにかまけて、このまま温存。
むき出しの根っこの上に、ちょっとだけ土を足して、たまに(本当に、たまーに)少量のお水をかけて、袋の持ち手のところは、軽く結んでおりました。
ゆえに、光はほとんど当たってないけど、どちらも、冬は休眠しているわけだから何とかなるかな? っと思ってたら。 何とかどころか、元気に冬を越して、袋の中で芽まで出してしまったのでした。
どちらも、立派な新芽ですー。鉢植えのものと比較しても、まったく遜色ありません。
鉢植えのものよりも芽が早く出てきたのは、袋に入れていて保温効果があったのでしょうか。
お花よりも、葉っぱの観賞価値が高い、この2種。これから、ちゃんと植えかえてやれば、今年もふたたび、いろいろなシーンで活躍してくれるでしょう。
放任しても、お手入れさぼっても、まっすぐに育ってくれてありがとよー。