レジ袋から、春のお便り

niwazou2008-04-07

 仕事が入ってなくて、お天気のいい日。たまには、自宅にひしめいている植物の手入れも、してやらなくてはなりません。
 季節は春だし・・・人には、ああしろこうしろといいながら、自分ちの植物はというと、じつは放ったらかしなのです。
 で、週末に重い腰をあげたわけですが。 ベランダの隅に置いてあった、この袋はですね、ゴミが入っているわけじゃないのよ。
 ・・・・オープン・THE・レジ袋!
  中には、むき出しの苗が無造作に入っております。
 ちょっと、取り出してみましょう。
下の写真、左は「フウチソウ(風知草)」、右は「ギボウシ(=ホスタ)」です。どちらも、昨年末に鉢から掘り出したもの。
 裸苗の状態でこのレジ袋に入れられたまま、置かれていたわけですが、な・なんと、オープンしてみると、立派な新芽が出ておりました。
 別に、耐久テストしようとか、特別な意図があって、こんな状態にしておいたわけじゃないのです。
 12月に年末年始用に、あるお庭のコンテナの植え替えをした際、冬に地上部のなくなってしまうこれらは、とりあえず必要がなくなったので、この袋に入れて持ち帰ったのです。
が、鉢もスペースも空きがなくて、年末の忙しさにかまけて、このまま温存。
 むき出しの根っこの上に、ちょっとだけ土を足して、たまに(本当に、たまーに)少量のお水をかけて、袋の持ち手のところは、軽く結んでおりました。
    
 ゆえに、光はほとんど当たってないけど、どちらも、冬は休眠しているわけだから何とかなるかな? っと思ってたら。 何とかどころか、元気に冬を越して、袋の中で芽まで出してしまったのでした。
 どちらも、立派な新芽ですー。鉢植えのものと比較しても、まったく遜色ありません。
 鉢植えのものよりも芽が早く出てきたのは、袋に入れていて保温効果があったのでしょうか。
  お花よりも、葉っぱの観賞価値が高い、この2種。これから、ちゃんと植えかえてやれば、今年もふたたび、いろいろなシーンで活躍してくれるでしょう。
 放任しても、お手入れさぼっても、まっすぐに育ってくれてありがとよー。