あ、でっかくなっちゃったー。
サルスベリといえば、強い日差しに映える鮮やかな花色が印象的な夏の花木。
私の住んでいる調布市の花でもあります。
犬のお散歩ロードに、街路樹として植えられているサルスベリは、今、満開。
別名を百日紅 (ヒャクジツコウ) といいますが、これは7〜9月にかけての3ヶ月間 (約100日) 咲き続けることから付けられた名前です。
さて、園芸店やホームセンターで 「矮性種」 または 「ドワーフタイプ」 と書かれた苗をみたことはありませんか?
簡単にいうと 「この苗、育種改良によってコンパクトになってますよー」 という意味。
以前、省スペースに小さくてインパクトのある木が欲しいなーと思い、この 「矮性種・サルスベリ」 を大きめの鉢に植え込みました。
すると翌年 「あれ?」・・・
小さくて花も小ぶりだったサルスベリが、ご立派なお姿に!
これ、「矮化剤」 で植物の生長を抑制したものだったのです。 つまり、矮化剤が切れれば、はい、元通り。 矮性種っていっても、ずっと小さい姿とは限らないので、購入時には注意して下さいね。
サルスベリは一般的に、「うどんこ病」 にかかり易いですから、込み合った葉を間引いて、風通しをよくして育ててあげましょう。