晩秋、燃えるコキア

niwazou2006-11-16

 写真のまんまるい植物は、「コキア」といいます。畑で育てたため、好きなだけ大きく育ちました。
 赤というよりはピンク色。紅葉は紅葉でも、いわゆる日本の秋とは、ちょっと色合いが違うのです。
 高さは1m以上あって、こんなに存在感があるのに「草」です。しかも「1年草」。  春にタネを蒔きます。気が付くと、ボンっとまるっこい姿が登場。そして、ぐんぐん大きくなって、秋にはこんな姿になります。
 ちょっとした低木並みの存在感なのですが、南ヨーロッパ原産で、寒さに弱い。冬は越せないのです。
 形も色もかわいい、この「コキア」。しかし、お庭に使ってみると、これ思った以上に個性的です。(浮いちゃうこともある・・)
 きれいなまるい形を活かすには、他の植物とは50cmは間隔が必要。狭いと丸く育ちません。並べて植えると面白いけど、すごーく広さが必要です。だから、ひとつだけお庭のアクセントに植えてみるのがおすすめ。大きくなったら移動できる「鉢植え」もいいですね。
 別名は「ほうき草」です。冬になる前に刈り取って乾燥させて・・手間はかかりますが、自分で「ほうき」を作ることもできますよ。
 それにしても。なーんか見たことあるよなー、何かに似てるよな、コキア。
             ・・・ピグモンだ。