もうすぐ、節分
もうすぐ「節分(せつぶん)」ですね。旧暦では、翌日からもう春だ。
節分には「柊(ひいらぎ)の枝に、イワシの頭を刺して、家の門にかかげる」というけれど、実際には、物ごころついてから、一度もその光景を見た記憶はありません。
西日本では一般的でなかったのかなー?
柊はトゲトゲ、イワシは生臭ものだから、ともに「魔除け」の効果。
でも、なんで、節分に魔除け?と思ったら、節分に限らず、季節の代わり目には、鬼などの妖怪とか悪霊とか、怖いものが集ってきて災いをもたらすと思われてたらしいです。
とはいえ、最近だと、イワシなんか置いた日にゃ、カラスさんのヤロウが無茶苦茶するのは目に見えてますよねー。
季節の行事も、昔をそのまま再現しようとすると、無理が出てくるというもんです。
時代にあったものだけを、自分のウチに合った形で取り入れて、メリハリをつける。そういうのが、季節感を楽しむコツのような気がします。
さてと、我が家は。
スーパーのお花屋さんで、「節分セット・190円」が売られてたのを、買ってみました。
内容物は、柊と、大豆を収穫した後と思われる、豆の抜け殻がついたままの枝です。(それと、紙製の鬼の面)。豆は付いてなかったです。
せっかくなので、クリスマスに作ったリース台に、節分セットをくっ付けて、節分飾りを作ってみました。茶色のコットンは、イワシの代わりね。
みかんちゃんがいる我が家で、豆まきは、無理。ぜったい、無理っ!