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S邸で、つるバラ 「サマースノー」 のお手入れをしていると、枝に見慣れないものを発見しました。
枝の途中に、ポコっとなんか、あるの。
初めて見るものは、この中に虫が! なんて可能性もありますから要注意で、おそるおそる近づいてみますと。
・・・「タマネギ」 だね、こりゃ。
って、もちろん形が、ね。
見た目の話ですけど、形といい筋の入りようといい、タマネギそっくりなのよ、これ。
表面はツルん。 触ると硬くて、質感は枝そのもので。
枝を持ち上げてみると、裏に、誘引していた紐が朽ちた後がありました。
つまりはこれ、誘引してアーチにくっついていた部分が、膨らんで変形しちゃった、というもので、病気や虫とは関係ないものなのでした。
「枝にコブ」 というと、「根頭がんしゅ病」 なんていう、おどろおどろしい名前の病気がヒットしたりしますが、病気のコブはこんなにツルリとしてなくて、見るからに病気っぽいです。
“泡が固まったような膨れ方” という表現がよく使われておりますが、できるのは根元で、根の傷口から菌が入って発生します。
ということで、このタマネギは、このまま放置しておいて、問題なし。