「オベリスク」 のこと

niwazou2013-01-21

 金曜日のコンサートから3日続けて上野に通った週末。 土・日は仕事でしたが、上野づいています。
 仕事の現場は9月以来のT邸。 屋上バルコニーのお宅の、冬のバラの手入れに伺いました。
 屋上だけど、日の当たりにくい場所はまだ雪が残っております。 
 17本のバラがあるT邸。
 土のパワーアップ、剪定、誘引と、それぞれに冬の手入れを施して、今回は一部、配置替えも行いました。
 下の写真はイングリッシュローズの 「エブリン」 です。
 といっても、後ろのオリーブばっかり目立っちゃって、何が何だかわかんない感じですが、「オベリスク」 を支柱代わりに使っている図。
 オベリスクっていうのは、お庭で使うこういう工作物のことです。 アイアンのものが多いけど 「塔」 のような形状で、つる性の植物を絡ませたりするために使います。
  が、このエブリン。 じつはぜんぜん、絡ませてないんです。
 なぜかって、素敵なオベリスクではあるのですが、細身なのでバラにはサイズ的に厳しいんですよね。
  直径が20cm? いや25cmくらいはあるかもしれないけれど、バラの場合は枝を曲げて添わせるわけだから、ちょっと無理。 高さも160cm程度なので土の中に挿すともっと低くなり、足りない。
 ミニバラタイプで、枝が細くて柔らかな品種ならば何とかなると思うんだけども、T邸にはそういうバラはないので、こんな使い方になったわけです。
 オベリスクを囲む感じで、巻いてないけど絡んだ風。 ちょっとこじゃれた支柱って感じです。
 朝顔とかクレマチスなんかに使うとちょうどいいサイズなんだろうなぁ、これ。 
 「絡ませる場所がないけど、つるバラを育ててみたい」 というとき、オベリスクは手軽ですが、バラの種類とオベリスクのサイズ選びは慎重に。