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自転車で走っている途中、満開のムクゲ(木槿)を見かけて、思わず撮影。
こんな華やかさが、ちょっと似合わない感じの気候になりましたね。
ムクゲは韓国の国花です。
名前は韓国語の読み「ムグンファ(無窮花)」からきているという説あり。
ムグンファ→ムク・・ファ→ムク・・ゲ?ちょっと苦しいです。
1つの花は1日で終わります。
散って次が咲き、また散っては咲く。 この繰り返し、生命力の強さが、韓国人の歴史と性格に例えられるのだそうです。
確かに。この花、見た目も韓国のイメージ。
NHKの「チャングムの誓い」、毎週観ていますが、いつもムクゲの花が浮かんでくる私 (ノイローゼ?) ・・・ 画面には全然出てこないんだけど。
ムクゲは、新しく伸びた枝に、花の芽ができる木です。
花が咲いた枝を剪定すると、たくさんの小枝が出てくる。枝の数が増えると翌年の花の数が増える、というしくみ。
強い木なので、肥料もほとんど必要なし。 どこで切っても枝を伸ばしてくれます。
が、庭で使うなら、葉っぱのない時期(冬)の剪定をしないと、好き放題の形に。 その年に伸びた枝を、下から3〜4芽残す、という感じでカットします。
大きく分類するとハイビスカスの仲間ですが、耐寒性があって、北海道でも育つそうですよ。