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世田谷区・S邸。 リフォーム前です。
幅2mぼどの通路を入った奥に玄関があるという配置。 地面はほとんどコンクリートで固められているので、鉢にお好きな植物を植えて、楽しんでいらっしゃいました。
リフォームのポイントは3つ。
まず、外からの視線に対して、「見え隠れの景色をつくること」。
高低差のある植物を使って、緑でやわらかいクッションをつくりました。奥にまっすぐ目線がいかないよう、でもなんとなく覗いてみたくなる感じを。
次に、施主さんが、楽しめるスペースをつくるため、「土の部分を活用すること」。
左奥に低木が2本植わっていて、あとは砂利敷きの部分がありましたので、砂利を撤去。土壌改良して、季節を感じられるものを植えました。 水遣りはほとんど不要。玄関に入るまでに必ず通る場所です。
そして、「イメージの統一」。
雑然とした感じにならないよう、よく見える位置の大きな鉢は、形や色の似たものにしました。たくさんあった鉢も、まとめられるものは寄せ植えに。
こんな感じで、リ・ガーデン後、1年ちょっと経ちました。
今は花はあまりなく、緑の葉が元気に育っています。