niwazou2006-09-27

 堂々とした風情のコイツ。 個人邸の玄関で出会いました。
 風にタテガミをなびかせているような。 「秋」っぽい雰囲気を醸し出してます。
 でも、思い出してみると夏は ・・・ たぶん 「涼しげよねー」 と言って見ていたかも。
 こういうフォームの植物は、季節ごとで、それらしい演出をしてくれるのです。
 この植物は、「カレックス(カヤツリグサ科)」か、あるいは「ススキ」の仲間です。
 ススキを代表として、こういうフォームのものを「オーナメンタル・グラス」と呼んだりします。 つまり観賞用の草です。 
 中には花穂がきれいなもの(ペニセツムなど)もありますが、葉に縞が入ったり、銅葉だったり、と、葉だけでも十分、鑑賞価値があるのです。
 さて、鉢の下の、足みたいなのは「ポット・フィート」といいます。
 鉢と地面が密着すると、水はけも風通しも悪くなりますから、それを防ぐために使います。 一つの鉢に3〜4個あると、安定。
 特にヨーロッパ製の「テラコッタ」と呼ばれる鉢は、底に水を切るためのくぼみがないことが多いので、ポット・フィートのようなものを使って、直置きならないように工夫するといいですね。 鉢の下に隠れる虫も防げますよ。
 さて、昨日から降り続いた雨。 午後になってやっと、晴れ間が見えました。
 ひと雨ごとに秋が深まっていきますね。