おなじみの冬の花
日曜日、木枯らし1号が吹いた東京。
いよいよ来たか! と、ばばシャツを解禁したものの、今日は、最高気温23℃。
風吹けど、陽射しは暖かでしたね。
今日は、練馬区のお宅へ。 広ーいお庭を、3人がかりでお手入れです。
ずらーっと並んだ花などの苗。これらは冬まで楽しめる、普通に園芸店やホームセンターでも手に入るものばかりです。
奥から、ビオラ、ラベンダー、シルバーレース、イベリス、ガーデンシクラメン、ハボタン、カルーナ(針葉樹の仲間)。
樹木の足元や花壇に植え込んだり、鉢に寄せ植えしたり。クリスマスに向けて、華やかに模様替えです。
・・・さて、話し変わって。
これからの季節に咲く花として、真っ先に思い浮かぶのは「パンジー」「ビオラ」ではないでしょうか?目新しさはないけれど、寒い時期にも安心して使える、おなじみの耐寒性1年草。
では、パンジーとビオラ、よく似た両者の違いは何だと思いますか?
実は分類学上は、どちらも同じ名前の同じ植物。 和名は、両方まとめて「三色(サンシキ)スミレ」です。
そして、便宜上、花のサイズで呼び分けをしています。だいたい4cm以上のものをパンジー、小さいものをビオラと呼ぶことが多いようです。
ただし、改良が進んで、毎年新しい品種が登場するので、この分類もあやふやです。
呼び方は、お好きにしていただくとして。
色、形、性質と、毎年新しい顔に出会える「三色スミレ」は、古くて新しい、冬を代表する花。
丈夫なので、これからの時期、気軽に育ててみてください。 咲き終わった花をこまめにカットすることで、長い期間咲いてくれますよ。