niwazou2007-02-27

 球根の芽が頭を出したり、落葉樹の芽もふくらんできました。お庭にも春の動き。2月も、もう終わりですものね。
 秋からのおなじみの「パンジー」「ビオラ」も、こんな色を見ると、まさに春。曇り空の下ではちょっと寒々しかったこの色が、自然に見える季節になってきました。
 秋口から咲いて、一時花を休んでいたパンジービオラも、気温の上昇とともに、また新しいつぼみをつけ始めました。これから、ちょっと手をかけてやると、5月頃まで繰り返し咲いてくれるので、気が付いたときに次の2つを実行してみてください。
 その1 「終わった花は摘みとろう」。
 花びらが力なくしおれてきたら、「花がら」を指で、またはハサミで摘みとります。 その時、花だけ取っても残った茎の部分は枯れるだけ。カットする位置は、花のついた茎の下の、葉(芽)が出ているところの上。
 すると、カットした下から、また新しいつぼみが上がってきます。何だか間延びしてるなー、と思う場合はもっと下でカットすると、全体がコンパクトな姿になります。
 では、自然にしておこう、と花がらを摘まないでおくとどうなるか。
 花が咲いた後には、種ができますので、自然にこぼれた種で、来年勝手に株が増える、という楽しみ方もあります。が、種ができると、エネルギーを沢山使うので、株は弱ります。で、ひょろひょろしたカラダになったり、早くに力つきてしまったり。
 きれいな形を保ちながら、長い期間咲いてほしい場合は、やっぱり花がらを摘みましょう。
 その2 「栄養を補給しよう」。
  長期間、花をつけるものは、マラソンランナーのよう。コンスタントに花を咲かせてゴールまで完走するためには、水分補給以外にも、エネルギーを補給してあげると効果ありです。次々に花が咲くので、効き目の早い液体肥料を1週間に1回とか10日に1回あげるとよいです。「ハイポネックス」とか「花工場」とか・・薄めるタイプのもの。
 なお、「液肥」というと、アンプル型のものを土にさす方がいらっしゃいます。あれは肥料ではないのですよ。薄めの活力剤、という感じ。花をきれいにしたり、葉や根を元気にするためには、手間だなーと思っても、肥料をあげてくださいね。