マダムのバラ・リターンズ

niwazou2007-06-15

 以前から、このブログを読んで下さっている方の記憶に、もしかして残っているでしょうか?「マダムの置き土産」の「ミニバラ」(10/6,11/2)。
 そう、去年の秋に引っ越したお隣のマダムが、玄関前に残して行った、枯れかけたミニバラ「グリーンアイス」の話です。
 ビニールポットに入った瀕死のバラを残し、彼女はニュージーランド(たぶん)へ・・・。
 枯れそうだったから、捨てちゃおうと思って、そのまま忘れてたのでしょう。が、私に拾われてしまったバラ。そして、復活したかと思いきや、「ブルヘッド」という、奇形花が咲いてしまったあのバラ。
 あれから半年以上の時を経て、ここに戻ってまいりましたー!今度こそ、ホントにふっかーつ!ほれ、こんなふうに、フツウに咲きましたよ。
「ブルヘッド」というのは、花の真ん中から葉っぱが出てきたり、花の中にさらにもうひとつ花が咲いたりしたもののことです。主に肥料の影響でおこるもの。細かく言うと、肥料の中の窒素(N)成分が過多になることが原因で起こるようです。
 ということで、花後、枝を小さく切り詰めて、肥料を完全にストップしたのです。そして、水の切れやすい素焼きの鉢に植え替えて、水やりは控えめに。
 要するに、特別なことはしていないのですけれど。グリーンアイスは、自力で、あるべき状態に戻っていきました。
「バラは肥料喰い」と言われますが、何事も「過ぎたるは・・・」を教えてくれたマダムのバラです。
もしかしてマダム、あえてこれを私に教えてくれようとしたのか・・んなわけないか・・