○んちの主

niwazou2007-06-29

 お手入れ先の庭。「ツツジ」の葉の上に、点々と黒いものがあります。
 んんん? 何かのタネのようにも見えますが、よーく見ると形もふぞろい。
 明らかに、誰かがお尻?からプッ、と出したものです。葉もかじられて、先の新芽は葉脈だけになってます。写真でわかるかなー?
 で、よーくよーく観察すると、いました、いました。
 葉の色と同化してるので、よく見ないと気づかないけど、これは「ハバチ」の幼虫。
葉っぱを食べる、ポピュラーな害虫です。緑のからだには、黒い点々があります。
 頭の先は、茶色なんです。でも、別に可愛いくはない。
 こんなに小さいし、毛もないので、不気味度は低いです。が、小さいくせに、大食漢。
 葉の端っこから食べていって、ほおっておくと葉脈だけ残して、全部食べてしまうのです。群生してるから、1匹見つけたら、20匹くらいいると思おう。 幼虫、見つけたらとにかく、捕って捨てます。割り箸とか、ピンセットとかでつまんで。
 私は容赦なく、はさみでつまみます。くねくねするから、手加減で、ちょっとむごいことになる場合もあるけど。見るのもコワイっていう人は、くっついてる葉ごと切り取って捨てましょう。まず、撤去が原則。
 でも、ほおっておくと、丸坊主になっちゃうーという状況の場合は、なんか手当てをしましょう。
 一番手軽なのは、スプレー剤。とりあえず、病害虫に効果のある総合的な「殺虫殺菌剤」でよいでしょう。
 風のない日、翌日雨が降らない日を選んで散布。葉裏にいることが多いので、裏側も忘れずに。
 ハバチは、バラにもよくいます。バラに多いのは「チウレンジハバチ」。ハバチにも、いろいろ種類がいるのです。