楽しゅうございました

niwazou2007-07-20

 伊勢丹・相模原店の「夏の風物詩」の催しは、24日まで続きますが、私の販売担当は終了しました。
 今回の仕事のおしまいに、いいものゲット!というのは、この「下駄」です。
 これは「日田下駄」というもので、大分県の日田市の伝統工芸品です。隣で出店していた「佐藤商店」さんに並んでいた下駄。
 ご主人が鼻緒をすげているところや、お客さんが試し履きしているところ、毎日、ずーっと横目で見ていたのです。
 置いてあるだけで素敵。でも履くと、下駄はやっぱり、堅くて足が痛いかなー、と思いきや。足を入れてみると、な、なんだこの気持ちよさは。なんか、しっとりした肌触りです。裏底にゴムが貼ってあるので、足のあたりも柔らか。下駄ってこんなに気持ちよかったっけ?
 この下駄に使われているのは、「杉」です。濃茶に仕上げてありますが、うっすらと見える、つんだ木目も美しいです。
 ゆかたを着る機会は、めっきりなくなってしまいましたが、デニムなんかによく合うよねー、ということで、佐藤商店の奥さんに一緒に選んでもらったこの一品。鼻緒は菊柄のちりめんです。「杉」に「菊」。これまたニッポンね。
 下駄をカランカランいわせながら、お散歩に出かけるこの頃です。リラックス系の洋服には、たいてい似合うもんですよん。
 帰省時の、父のお土産にも一足、購入。
 冷や汗いっぱいかきましたが、楽しゅうございました、販売員。