12月の木
土曜日。打ち合わせの帰りに、京王フローラルガーデン「アンジェ」に寄って来ました。
紅葉がちょっと遅かった今年なので、もしかしてまだ・・・と思ったのですが、やはり、時すでに遅し。
美しいカエデ類はすっかり葉を落として、アンジェは冬の景色に変わりつつありました。
しかし、葉はなくとも、樹木はそれぞれに、季節に合わせて姿を変えているのであります。
写真の左は「センダン(栴檀)」、右は「モクレン(木蓮)」の木。どちらも高木なので、空に向けて撮影。
「センダン」は葉が落ちた後も、長い間、黄色い実がたくさんくっついたまま。離れてみると、枝先でチラチラと、線香花火が燃えているようにも見えます。
「モクレン」は、すでに春に向けて、ネコヤナギみたいな新芽が膨らんでいます。
手のひらのフワフワがモクレン、シワシワが落下したセンダンの実です。
どちらの木も、葉がなくなっても、やっぱりセンダン。やっぱりモクレン。
木だってみんな、それぞれに自分らしく生きております。
寒くとも、やるべきことはやらなくちゃいけない冬です・・・と、自分に言い聞かせながら毎朝、むりやり起きています。
寒くなりましたね。なかなか起きられませんっ。