ハッピー・リング

niwazou2008-10-06

  漢字で書くと「秋桜」。
 “萩の花、尾花・・・”の秋の七草の中には入っていないけど、今の時代に合った「new秋の七草」を並べるとしたら、きっと候補に入るだろうな、「コスモス」。
 でも、じつは原産地はメキシコ。 日本に入って来たのは幕末だそうです。 
 最初にコスモスに出会ったのは、話題の「篤姫」の頃の人たちだったのかしらん。
 ・・・・と、まあ、日本にやって来てからは、ずいぶん経っていますが、この品種・乱出状態の、植物界の中にあって、コスモスって、意外に品種が少ないのです。
 季節柄、台風なんかで倒れてる姿をよく見かけるので、お庭には使いにくく、矮性種(大きくならない種類)はないかなぁ、と思うのですが、なかなか見つけられません。
 仕入先で、あ、ちっちゃい、と思って聞いてみると、そのうちフツーに大きくなるんじゃないか、とのこと。
 出荷時に矮化剤で、背を低くしているものはあるけど、保つのは一ヶ月くらい。 そのうち、もとの背丈に育っていくことが多いそうです。
 そんな中でですね。 この間、ちょっと趣の違う品種を発見しました。
 お花の中心がぐるっと白くて、その周りに濃い色が入っています。
 この模様からでしょう、名前は「ハッピーリング」。
 一般的なコスモスよりも、ちょっとだけ草丈が低くまとまるそうです。 〜80cmくらいでしょうか。
 大きくなりすぎると、困るー、という時には、念のため、鉢植えで育てると、より安心ですね。