お花の組み合わせ
これからの季節に咲く、「冬の草花」を選ぶときは。
「変わった新しいもの」じゃなく、「おなじみの花」の中で、色や形を選んで変化を出すのがいいかなー、と思います。
なぜかって、やっぱり寒いもん。 寒い中でも確実に咲く「耐寒性のある花」は、限られていますからね。
たとえ店頭に、青くてきれいな「ラベンダー」があったとしても、それは暖かい場所で管理されているもの。
ウチに帰ってお庭に植えた後は、その花が咲いたら、おしまいです。 うまくいけば、お花の後の葉だけでもキレイ、ってこともあるかもしれないけど。
たいていは、ちょっと、うら寂しい姿で冬を越すことになるでしょう。
だから、パンジー、ガーデンシクラメン、ストック、ハボタン・・・・そんな定番を選ぶのは、賢明な選択です。
「毎年、変わりばえしないなぁ」って思うかもしれなけど、イヤイヤ、そんなこともないですぞ。
今は多種多様なものが出てるから、組み合わせ次第で、いかようにも。
上の写真は「ガーデンシクラメン」と「花かんざし」。 花の配色が同じ「ヒラヒラ」と「フワフワ」を組み合わせました。
シクラメンは、葉の色や模様も多彩なので、これもアクセントになりますよね。
で、こちら。
真ん中の白いのは「オーストラリアン・ローズマリー」です。 「・・・ローズマリー」とついてますが、ローズマリーの一種ではありません。
「寄せ植え、なんだかまとまらないなー」というときは、こういった白い植物、シルバーリーフを間にはさむと、結構、うまくいきます。
日当たりがイマイチで、お花はもたないかも・・って場所では、これも姿形が豊富になった「ハボタン」を、お花に見立ててみるのがオススメ。
背を高く仕上げた「踊りハボタン」なんてのも、一般に店頭に並んでますから、高さも出せます。
必ずしもお花がなくても、結構、華やかになりますよー。