2009年も、よろしく!

niwazou2009-01-13

 いやはや。 すでに、今日は13日。
 先週末、やっと帰京してまいりまして、遅ればせながら、本日より2009年のブログを再開です。
 今年もほぼ毎日、更新する予定。 よろしかったら何度でも、覗いてやって下さいね。
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 さて、日中はきれいな青空が広がった今日、上を向いて歩いてると。 
 おっ、未確認・飛行物体!! ・・・・には見えないよねー。  無理ね、ごめん・・。
 しかし、何だかわかります?? これ。 「シュロ(棕櫚)」ですよ、シュロ。
 常緑の木です。 南国をイメージさせる木です。 庭に植えてるお宅もあります。
 もともと亜熱帯に自生する木で、イメージも、暖かい地域にたくさん生えてそう。
 この木が好きで、わざわざ植えてるお宅もありますが、そうでなくても、よく見かけませんか、最近? 印象的だから、よく見てる気もする?? いやいや、実際、増えてるんです。
 左は5月に咲いてたお花です。 「べろーん」って感じで、きれいというか、ちょっと怖かったりもするけど。
 このあと実ができたら、鳥が食べて飛んで行って、ウンチを落としたら、その中にあったタネから芽が出る。
 亜熱帯原産とはいえ、耐寒性も高いシュロ(−10℃でもイケる!)だからでしょうか。 発芽率はかなり高いと思われます。
 まだ背の低いものが、庭木の間からのぞいてるのもよく見かけるし、もて余したのか、3mくらいのが切り倒されてるのも見た。 こちらのお宅、ここ1年くらい、玄関脇にシュロが死体のように横たわっています・・・。
 そして、大きな公園に行くと(井の頭公園みたいな)、森のように大木が並んだ間のそこここに、扇子みたいな葉を広げたシュロがいっぱい。
 日本で育ったシュロが、日本の気候向きの植物に進化を遂げているのか、はたまた、気温が少しずつ上がっている日本の気候が、ちょっとずつシュロ向きの亜熱帯気候に近づいているのか。
 詳しいことはわかりませんが、シュロは確実に、日本に自生する一般的な木になりつつあります。
 ほおっておくと、日本の緑の景色は変わっていくかもしれませんね。 だって、シュロはやっぱり、いわゆる雑木とは、まったく姿形がなじまないですもん。
 お宅の庭に、シュロが芽を出していませんか? 
 シュロをわざわざ植えたいとか、一本あってもいいわ、という場合は別として。
 不要な場合は小さいうちに抜きましょう。 生長は、結構早いと思います。 10mくらいになる木です。 大きくなったら、なかなか抜くのは大変ですよ。
 年頭は、とりあえず「シュロの出現に気をつけろ!」ということで、ご挨拶に代えさせていただきます。