10年選手もガンバルよ。

niwazou2009-01-23

 にぎっ、と片手で握ることはできますが、なかなか迫力の太さになりました。
 10年ほど経った「モッコウバラ」の、いちばん古枝。 帰省したときに撮った、自宅に地植えにしたものです。
 この、ペラペラはげてる木肌にも、年月を感じますねー。
 バラは一応「木」なので、古い枝を切らずにおくと、こんな風に太くなってきますよ。
 育つにまかせ、大きくなったモッコウバラ。 古い枝を切って新しい枝を伸ばす・・・というような手入れもせず、夏にびゅーんと伸びてきて邪魔な新枝は切る、伸びすぎたところを切る、を繰り返していると、こうなる。
 でも、毎年、花は見事に咲いてるらしいです。
 冬の姿は、老木って感じで寒々しいけど、まだまだ現役よ。
 モッコウバラは、新しい枝にこそ、花がつくとは限りません。 
 古い枝からも、細いステム(先に花がつく、細い花枝)が出てきますので、ステムがたくさん出るようにしてあげればよいのです。
 そのためには、枝は直立させたままにせず、この時期、横向き加減に、誘引してあげて下さい。 全体の姿は、“放射状”のイメージ。 
 あ、この写真は、ここ数年放置した姿なので、参考にしないでね!
 古い枝は折れやすいので、誘引のときには注意。 無理に倒すと、ポッキリ折れちゃいますからね。
 古いのはしょうがないから、柔軟性がある、新し目の枝を、水平に近い感じで、横に倒しては止めていきましょう。  
 枝どうしの間隔をとりながら、どの枝にも、日光が当たるように。
 適切に手を貸してあげれば、年とったモッコウバラだって、まだまだガンバルよー。