バルコニー復活・大作戦
アラプラスで、年間に何度か、植物のお手入れに伺っているお宅です。
バラ好きの奥様が亡くなって、しばらくご無沙汰していましたが、昨年末、久しぶりに作業の依頼が。
誰も手を入れる人がいなくなったバルコニーは、去年はバラが咲かなかったんだそうです。
それまで、植物に関心のなかったご主人ですが、今まで咲いていた花がなくなって、昨年の景色は、とても淋しかった、と。
ラチスの色がグリーンなので、識別できないと思いますが、一面に、バラの枝を誘引してあるのですよ。
年末は、土を入れ替えたり、剪定や誘引をしたり、びっしりついたカイガラムシをハブラシで落としていったり・・・と、2日かけて、冬の間に必要な作業を終えました。
そして今年、ご主人は一念発起されました。 ご自分で、世話を始めてみようと!
「今年はバラが咲くのを見たい ・ バラを咲かせて欲しい ・ 咲かせたい!」 と。
ご依頼を受けて、ワタクシniwazou、今年度、「バラ復活大使(?)」として、定期的にこちらのお宅に伺うことが決定しました。
ご主人は、まったくのガーデニング初心者で、お仕事も忙しいため、まずは「水遣り」からスタートです。
2月は、
土に指を入れてみて、乾いたら水をあげる、ですよ、まず。
時間は、
日中の、うすぼんやりでも陽射しのあるときに。 を心がけて下さいませ。
あとは、水遣りのときに、カイガラムシを発見したら、こそげとってもらうこと。 冬の間は、これだけを始めていただきますっ。
初年度ですから、土に“たい肥”を混ぜ込んだり、“肥料”をあげたり、“濃いめの木酢液でバラと土の消毒をする” なんてことは、説明しながら作業するワタクシを、見学していただきました。
あせらず、無理のない範囲で。 まずは毎日、バルコニーに出ていただくことを目標としておりますですよ。
5月に再び、バラの咲く風景をお見せできるよう、私も頑張るぞ。 OHー!
そして、ウチのバルコニーは、いったいいつになったら、お目にかけられるのでしょうか。 ああ、こちらも作戦をねらなければっ。