花かんざしも、見頃です

niwazou2009-02-13

 なんでこんな名前にしたのかなー、ちょっと野暮ったいよなぁ、って思わないこともないんですけど、他の呼び方だと、すでにピンとこないのが、右の「花かんざし」です。
 花びらがカサカサしてて、ドライフラワー向きでもあるので 「そのまま切って、カンザシにできるよ」 みたいなのが由来かしら? ←あくまでも、想像ですよ、想像・・・。
 写真は、毎月お手入れに伺っているS邸の、寄せ植えです。 
 12月に、つぼみの状態の苗を、ストックやパンジー、紫のヒューケラなどと一緒に植え込みましたが、この時期、次々とつぼみが開いています。
 花の大きさは直径1cmほどだし、主役な感じじゃないけど、ふわふわと広がって、ストックの足元などを、やさしくカバーしてくれます。 まさに、名脇役
 ゆっくり花開いて、花持ちがいいところも○だし、赤みがかったつぼみが◎。 単品でも、つぼみがアクセントになって可愛いです。
 オーストラリア原産で、日本の高温多湿な気候に弱いので、夏越しは難しく1年草として扱いますが、お手入れすれば、連休の頃まで咲き続けます。
 近年、市場に出てくる新しい種類の花は、「原産地・オーストラリア」のものがとっても多いことに気づきますが、このハナカンザシ(Rhodanthe chlorocephala)は、西オーストラリアでは、もっともありふれた、その辺に群生してる花だそうですよ。
 野生の花だけあって、水切れにも強いし、扱い易い草花です。 今からでも、お宅のお庭に仲間入りさせてみるのも、おすすめ。 この時期、イチオシ。
 英名は「ペーパー・デイジー」です。 こっちの方がイメージし易いと思うけどな、名前。 どう?