五色ドクダミ

niwazou2009-06-17

葉色がきれいで丈夫なので、園芸店などでも、よく見かけるようになりましたが、これ 「ドクダミ」 です。 斑入りの品種で 「五色(ゴシキ)ドクダミ」 と呼ばれています。
 黄色と、赤っぽい色が入るので、確かに色はきれい。 いわゆる “カラーリーフ” ですわね。
 海外で人気が出て、逆輸入みたいな感じで、日本でも人気が出てきたようですが。
 ここは日本。 お庭ではびこるドクダミに、苦労してる方も多い日本人に、あえて 「グランドカバーにどうぞ」 と紹介するのは、どうなのよ、と思うけど。 
 でも、地植えにしなければ、結構、魅力的な植物なのです。
 茎は地下でつながっていて、方々に芽を出すので、形も面白いし、とにかく、丈夫。 伸びる範囲を制限してやれば、与えられた範囲内で育ちます。 
 だから、こんなふうに、小さな鉢に植えてみたんですけど、どう? 
 これ、今、伊勢丹・立川店でも、販売しています。
 鉢は、 「瓦」 に使う土で作った、手にひらサイズのもの。 1点1点手作りなので、どれも形が違います。
 葉色、そして 「コケ」の緑色を引き立ててくれる渋い色み。 質感も、ざらっとした土の感じが、イカしてます。 (表現力ないので、興味のある方は、本物を見て下さいねー)
 小さい鉢ものは一般的に乾き易く、水を忘れて枯らしてしまう、という失敗が多いのですが、そんなときは、手始めに、丈夫な植物を選んでみることを、オススメします。
 水遣りが心配なら、水切れに、比較的強いものから、始めるってこと。 
 逆に、水の遣り過ぎにも、そして日陰にも強いドクダミは、初心者にはもってこいの植物です。 
 ただし、葉色をきれいに出したいときは、やっぱりある程度、太陽の光が必要なので、ずっと家の中に閉じ込めてはいけませんよ。
 ときどき、日光浴させてあげると、いいです。