夏の花 フロックス
振り返ってみればこのところ、お花がぜんぜん登場してなくて、写真がやけに地味ですね。
したがって、今日は久々にお花を取り上げてみました。 しかも、ショッキングピンクなのを!
こちらは夏の花 「フロックス」 です。 フロックスには、“1年草” と “宿根草” の2つのタイプがありますが、これは宿根草の方。 お花の期間は、初夏〜秋です。
1年草タイプは、おそらく冬越しが苦手で、花が終わったらタネができて、寿命がつきます。 一方、宿根草タイプは、耐寒性があって、冬に地上部は枯れるけど、根っこがうまく冬越しできれば、毎年お花が見られる。
近頃は、今まで1年草として出回っていたものに “宿根草タイプ” が登場したりするので、お花の名前だけ聞いても、どっちとも言えないものも増えてきましたが・・・ フロックスについては、お店で見かけるものには “宿根草タイプ” が多いと思います。
一般的に、2つのタイプがあるものは、宿根草はたいてい、その旨が明記されてる場合が多く、何も書かれてなくて、ずらりとポットが並んでる場合は、1年草である場合が多いです。 ま、そのへんは、念のためにお店の人に聞くのが一番ですけどね。
えーと、話、戻りますが。
フロックスは、もともと背の高い植物で、1mを越えるものもあり、ボーダーガーデンなんかでボリュームを出すときに便利です。
がしかし、コンテナに植えたりするときには、ちょっと背が高すぎる、ということで、手にしているのは、比較的背の低い品種。 〜40cmくらいの背丈になる種類です。
花の形は、ピラミッド型というんでしょうか。 房になって、アジサイっぽく咲きます。 全体で見ると、そういう感じ。
だけど、お花ひとつひとつは、「オシロイバナ」 に似てるのよねぇ。
← ねっ。 これ、オシロイバナ。
両者は、ぜんぜん近縁種じゃないけど、でも似てる。
フロックスの実物を見たことがない方は、“オシロイバナが丸く房になって咲いてる” 状態をイメージするといいよー。
7、8月と暑い時期を耐え、秋まで咲くたのもしいお花なので、これから夏のお庭に取り入れてみてはいかがですか?
他にも、白、桃色、紫色なんかもありますよ。