コレ、夏に強いよ 1

niwazou2009-07-17

 “夏に強い植物” っていうと、どんなものが浮かびますか?
 ヒマワリや朝顔ポーチュラカ(=ハナスベリヒユ)など、真夏にあちこちのお庭ので見かける植物は、間違いなく強そうです。 
 が、一般的にはそう思われてないけど、案外強いのよコレ、という植物もいっぱいあります。 
 そんなお花のひとつが、写真の 「アゲラタム」 。 キク科の1年草です。
 別名を 「カッコウアザミ」 というのだけれど、そういわれれば、アザミにちょと似てるかしら。
 ホワホワっとした姿、淡い色は、夏の花のイメージからは遠いけれど、これがなかなか強健。 
 梅雨明けに、急に気温が上がって、ちょっと水不足に陥っていたお宅の花壇では、代表的な夏の花 「ニチニチソウ」 や、「コリウス」 が、ちょっとへにゃっとなっていました。
 そんな中で、何事もなかったように咲くアゲラタム。 乾きに強いし、その上、お花の時期が長ーい。
 春から咲き始めて、株も大きくなっていって、うまくいけば11月まで、繰り返しお花が咲きます。 そういう意味でも、とってもお得な植物と言えます。
 お花のひとつひとつは小さいので、主役級ではありませんが、ニチニチソウと組み合わせると、こんな感じ。
  同系の淡い色の組み合わせは、涼しい印象ですよね。
 よく出回ってる花色は “紫” ですが、写真のような白っぽい桃色も、目にする機会が増えました。
 夏の花で寄せ植えを作ってみようかな、というとき、20cm程度と背丈が低いから、ほかの植物の足元をカバーするにも便利ですよ。 お花の形も個性的ですしね。
 これから、まさに夏本番。 季節に合わせて、「私が実際にお庭で使ってみたら強かったわ、コレ」 というものを、続けていくつか紹介しようかなー、と思います!