明日は、お教室
4月から始まった 「手作り苔玉教室 ( at コミュニティアリーナ溝の口)」も、明日で4回めです。
最初の2回は、材料を替えて苔玉を作りましたが、少人数のお教室なので、みなさんのリクエストなどを聞いているうちに、内容がどんどん変化しております。
前回は、軽石の鉢に水草を植え込み、今回は、山野草3種の 「根洗い仕立て」 を、作る。
どこが苔玉教室なんじゃい? って声が聞こえそうですが ・・・・ いいのです。 作りたいものを作ればよいのですっ。
ということで、こちらが、教室用に事前に作った 「試作品」 です。
写真でみると、苔玉に見えなくもないけど、いわゆる苔玉とはちょっと違うのです。
「根洗い」 というのは、盆栽の用語。 もともとは、植え込んで数年経ったものを、鉢から取り出し、土がむき出しの状態で飾ること。
野草の寄せ植えなどは、2,3年が経過するとびっしり根が回るので、鉢から取り出しても土が崩れなくなるのです。
その根洗いの状態を、今回は、新たに作るのであります。
用土は 「赤玉土6」「けと土2」「富士砂2」 って感じで、これを練り合わせて使います。
新しく作るので、植物の根ははってないし、土も固まっていない。 しばらくは水やりのときに土が流れます。
がーっと水やって、せっかく作ったものが崩れる可能性もあるから、「しばらくは、霧吹きで水をやる」 って手もありますが、それもちょっと面倒。
だから今回は、表面のところどころに苔を貼って、土留めの役割をしてもらいます。
ということで、出来上がったら、こんなふうになりました。
苔玉のようで、実際は丸くないです。 底には 「鉢底ネット」 があって、小山に野草が咲いてるような、そんなイメージです。