イキな葉っぱ

　夏は、お花の少なくなる季節。
　お庭で元気に咲く花も、真夏は種類が限られてきますし、切り花が傷むのも早いです。
　そんな季節は、お花にこだわらないで、葉っぱを楽しむのもいいですよね。　暑いからこそ、葉っぱのグリーンが目に涼しい！
　葉っぱは、基本的に緑色をしているわけですが、中には　“一味違う・グリーンなやつ”　もおりますですよ。
　右の写真は　「シマツルボ (縞蔓穂) 」　といいます。　
　一見、よくありそうな観葉植物ですが、ズームアップしてみると。
　たてジマ、入ってるんですよー。　しかも、紫の。　
　白や黄色の線が入る葉は、結構ありますが、紫は珍しい。　これまた、スタイリッシュなというか、ヤンキーな　・・・・　いやいや、イキな感じです。
　ただいま、“宇賀和子さん”の、そばちょこサイズの鉢に入っておりますけれど、これは小さい苗だから、というわけではありません。　
　シマツルボのからだの大きさは、Ｈ１０〜１５ｃｍ、というところ。　そんな小型なサイズゆえ、山野草として扱うことの多い植物です。
　お庭だったら、石を積み上げた　「ロックガーデン」　とか、花壇の縁取りなんかに使うのもいいけれど、小型だから、こうして鉢に植えてやって、個性的なストライプを見せてやるといいと思います。
　じつは、お花もかわいいんですが。　開花時期は、５月ごろです。
　シマツルボを育てるときのポイントは、「過湿に注意　＝　水はけをよくする」　ことです。　根っこは球根なので、水はけが悪いと腐りやすいです。
　培養土などで植える場合は、あらかじめ、小粒の軽石などを混ぜておくといいと思いますよ。