「カーテン」 と 「じゅうたん」

niwazou2009-08-10

 「ゴーヤー」 や 「アサガオ」 など、ツル植物を、カーテン仕立てで育てているお宅が増えました。
 が、このところの天候不順に加え、いよいよ台風もやってきましたよー。 
 「緑のカーテン」は、“面” になってしまうと、強風であおられ易いので、注意しましょう。 つまり、
 ・ 伸び放題で絡まり合ってるものは、不用なツルを整理 = ツルの剪定をして、風が抜けるようにする。
 ・ ゴーヤーのような実のなるものは、なった実を放置しないで、こまめに収穫。
 など、強風対策をお忘れなく。 同時に、プランターに植えている方は、こちらの固定も強化しましょう。 プランターごとひっくり返っては、大惨事です。
 手軽にできるエコ、ということで、この「緑のカーテン」という言葉が、おお流行りの2009年・夏ですね。
 窓や壁を植物で覆うことで、実際に室温を下げる効果があるから、どんどんやってみるといいと思います。
 でも、ネットを張ったり絡ませたり、と、多少手間がかかるのは確かなので、もっと手軽なところでは、 「緑のじゅうたん」 という手もありますよ。
 花壇にある植物の足元や、通路の脇のあいてるところなど、土面を覆うように植物を植えるのです。 いわゆる “グランドカバー” ですね。
 地面に直接、植えられなくても、囲いを作ったり容器を使って土を入れれば、コンクリート舗装した場所でも植物は植えられますよ。
 直接、室温を下げる効果はないけれど、照り返しや蓄熱を防ぐので、間接的にはたらきます。 地味だけど、これもエコ。
 さて、左は 「パンダスミレ」 です。 紫の花びらの先端が白くて、パンダの顔を連想させる?ので、そんな名前。
 匍匐する茎を伸ばしながら広がっていくスミレで、丈夫です。 これ、私の好きな、グランドカバー植物の1つです。
 一般には 「日陰でもよく育つ、強光を嫌う」 と説明されていますが、実際に育ててみると、陽射しがガンガン当たるところでも、大丈夫です。 花が小さくなりますが。
 葉っぱが丸くて、雑草っぽくないところがいいです。 お花も、年間通してポツポツ咲き続けます。
 最初の写真、芝生の奥の、植物の足元に広がってるのが、パンダスミレ。 半年ほどで、土の部分が見えなくなりました。
 手間いらずで、ちょっぴりエコ、です。