ミセバヤ、見せたし。
朝から雨です。 台風、来てますね。
バルコニーに出ずっぱりのこの頃でしたが、今日は久々に、作業も休んで、と。
見直すと、写真も野菜ばっかりだわ。 で、今日の写真は、9月に作った寄せ植えです。
葉色が変化していく季節だから、寄せ植えも、カラーリーフを使いたくなる秋です。
黒っぽい葉は、「ダリア」。 (*白い点々は「うどんこ病」よ!) 右の赤紫の葉は 「ヒューケラ」、そして手前の、青みががった葉を見せているのは 「ヒダカミセバヤ (日高見せばや)」 です。
ミセバヤは、いま、ピカイチで美しく咲いている花。 へんてこりんな名前は、「その美しい花を誰に見せようか」 っていう意味らしいです。
お花のアップ。 キュートです。
“植物の名前は、学名、英名、和名、流通名、と、いろいろあるんです” と折に触れ、よく話題にしておりますが、「ミセバヤ」 は、まぎれもなく和名。
「ヒダカ」 は、もちろん北海道の 「日高」で、原産地の名前です。
越中ミセバヤ、津軽ミセバヤ ・・・ と、各地にいろんなミセバヤがありますよー。
じゃ、中でもヒダカ・・・は、冷涼な気候じゃないとダメなのか? というと、そうでもなくて、暖地でも問題なく育ちます。
ミセバヤは、丈夫なのです。
草丈が10〜15cmと低くて、葉の小さいヒダカミセバヤは、全体のバランスが、特に美しいと思います。
小さいから、こんなふうに寄せ植えに使ったり、小さな鉢で盆栽風に仕立てたり、岩場に咲いてるように石の鉢に植えたりするのも、いい感じ。
季節が冬に向かうとともに、葉色が、ピンクっぽく色づいていく様も、うつくし。
確かに、なんだか人に見せたい気分にさせる、「見せ(よう)」 「早(く)」! なのでした。