パンパスグラス、お庭でも

niwazou2009-10-13

 涼しい気候になってくると、なぜかしら 「ススキ」 のような “グラス類” に目が向きます。
 緑〜黄色と、変化していく景色になじむ “色“ のせい? いや、それとも “音” のせい??
 ふわふわした花穂や、弓なりになった細い葉が、風に揺れてカサカサと音をたてると、なんだか、秋だなぁ、と思います。
 そんな秋の日。 写真は 「パンパスグラス」 です。 
 しかしこの穂は 「ふわふわ」 というより 「ふっさふさ」 ですね。
 ライオンのタテガミを想像させるような ・・・ 実はこれ、高さが3mくらいあるんです。 巨大。
 引いて撮ると、こんな感じ。
そのへんの木と、たいして変わらない背丈です。
 名前の 「パンパ」 は、南米の乾燥した大草原 = “パンパ” に由来しているそうなので、大きさは推してしかるべし、なのですが。
 ここまで大きいと、ふつうのお庭には、サイズ的に無理じゃないの? と思われてるであろうパンパスグラスですが、こんなに巨大じゃない品種もあります。
 こちらは、みかんちゃんのお散歩コースで毎日、前を通るお宅。 
 以前に 「ジャパニーズ・ボーダーガーデン」 として紹介したこともある (勝手に) お庭なのですが、左にあるんですよね、パンパスグラスが。
 おウチは瓦屋根の日本家屋ですが、お庭は草花中心の明るい感じ。 和と洋が上手にミックスされたお宅なのです。 写真がイマイチですが。
 このパンパスグラスは多分、 「プミラ」 という品種。 高さは〜180cm程度なので、これならお庭に植えても、大丈夫です。 
 花穂が直立するので、お庭のアクセントにいいですよ、パンパスグラス。
 しかし、背丈が低めとはいっても、株そのものは大きくなりますから、何年かにごとに株分けは必要ですけどね。
 「春先に、古い葉をカットする。 株分けをする」 そのへん、押さえておけば、栽培は容易です。