カリンのこと

niwazou2009-10-14

おお、みかんちゃんが、タマゴ産んでるっ!!! 
 ・・・ なんてことは、ある訳なくて。 
 お散歩してたら、転がっていた 「カリン(花梨)」。 いま、実りの季節ですね。
 古くからのおウチが並ぶ、小道の脇にあるカリンですが、今年は大豊作。 
 1本の木に大きな黄色い実が30個、いや40個?  とにかく、鈴なりです。
 “咳やのどの炎症に効く” ということで、冬になると「のど飴」 とか、「カリン酒」 とか、いろいろ出てきますよね。
 知名度の高いカリンですが、実物は見たことない、とい方も多いのではないでしょうか。 
 最近は、庭に植えるお宅も少なくなりましたが、このカリン、じつは、春に咲く花がとてもかわいい!

桜や桃に似ていますが (同じバラ科です)、濃いピンクの入り方が、なんとも愛らしいです。
 ただし、花は小さく、桜などのように葉の前に花が咲くわけではないので、遠目にはちょっと見えにくく、印象は薄いかもしれませんが。
 お近くにカりンの木がある方は、来年の春はちょっぴり注目してみてくださいね。
 さて、語呂合わせで “金は貸すが、借りない” なんてことで、庭の表に「カりン」 裏に 「カシノキ」 を植えたなんて話もありますが ・・・ ホントかなぁ。
 もし植えてみようと思う場合は、植え場所に注意が必要です。
 なんたって、実が大きいので、人通りのある道沿いに実がぶら下がるのは、危険。
 たかが、実じゃないか、と油断できない大きさのカりン。 落下注意ですよ。