小さい秋、小さい林檎
先日、Sさんにいただいたリンゴ。 大きなリンゴの中にひとつ、入っていました。
手のひらに載るサイズのこれは、「姫リンゴ」 ですよね? 小さいけれど、とてもキレイな色と形。
食べられると思うんだけど、なんかもったいなくて、飾っています。
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ウチの近所には、玄関前の目隠しに、この姫リンゴを列植している、珍しいマンションがあります。
これが、今年の4月の写真。 春の愛らしい花を見て初めて、ああリンゴだ! と気づきました。
集合住宅で、こんなふうに姫リンゴの木が植えられてるのは珍しく、それまでに見たことがなかったです。
以来、前を通るたびに様子をチェックしているのですが、先日、葉に隠れた奥の方に、3つだけ実を確認できました。
よーくよく見ないとわからない、わずかな実りですが、「小さい秋、見ーつけた」 感じ。
場所柄、ちょこちょこと、剪定を繰り返してるのでしょうね。 花はいっぱい咲いてたけど、実りはごくわずか。
一般的には、実を観賞するのが目的で植えられる木ですが、こうしてみると、花も十分に魅力的だし、夏に葉が茂ってるのもなかなかいいじゃない。
リンゴだからといって、実をいっぱい成らせることだけに、執着することもないのかもね。
木にもいろんな顔があって、状況に応じて、いろいろに使っていいってことで。
目からちょこっと、ウロコが落ちました。