日曜日、T邸にて
このところ、天気のいい日は、庭のお手入れに出かけています。
昨日は、世田谷区・T邸。 プチ花壇のあるお宅です。
年末年始に向け、お花を冬仕様のものに変えるのが、今回の目的でありますが、そういえば。
作業終了後、お茶をいただきながら、あれこれ話していて思い出したのですが、T邸。
新築時に、お庭プランをさせていただいてから、もう、かれこれ6年になるんですよね。(最初の状態は、こちら)
当初、「土の厚みが10cm程度しかない」 ことを知って、草花程度しか植えられないよなぁ。 宿根草も、大きくなるものは無理かな ・・・と、かなりの制約を感じていた現場。
そして、コンクリートの塀に接した、奥の部分は、なんとか15cmくらいに土を増したけど、でもやっぱり厳しいかな、と言いながら植えたのが、右奥のクリスマスローズです。
が、植物の順応性は、思った以上に高かった。
比較的まっすぐ深く根が張るので、植え替えることを前提にしていたのですが、6年経った今も健在、というか、新葉がたくさん上がって、例年以上にいい状態の、今年。
“常識にしばられて、最初からあきらめるのはつまらない” ということを教えてくれた、クリスマスローズなのでした。
植物は柔軟です。 とりあえず、試してみるに限りますね。
さて、方々で活躍しているハボタンですが、T邸の花壇では、もともと植えてあった 「ヒューケラ(=ツボサンゴ」 と組み合わせてみました。
どちらも葉っぱなんだけど、ヒラヒラしたものどうし、ハボタンとヒューケラは、とても相性がいいです。
両方とも背が低くて、平面的になるので、広い場所には、ちょっと不向きかもしれません。
コンテナに植えたり、ハンギングにしたりして、目線に近い位置に置くと、ハボタンの魅力が、十分に発揮されると思います。
夕方撮ったので、暗いなー。 日が暮れるのが早い。 作業できる時間が短いのが悩みの、11月です。