身近で有用な木です
「よく使うことがあるので、ウチに1本、木が欲しい」 というリクエストで、今回、M邸に仲間入りした 「サカキ(榊)」 の木です。
そう、サカキといったら、神棚に飾ったりなんかする、アレですよ。
ちょうど、実がなっていて、まるでブルーベリーのようではありませんか。
これを見て、「へー、サカキって、こんな実がなるんだ」 と思われた方が多いのではないでしょうか。
仏前に供える 「シキミ(樒)」 とともに、日本人にとっては、古くからなじみ深い植物なのですが、枝のとこばっかり見てるから、木、そのものは、案外、見たことがないものですよね。
← こんなんですが。 ああ、この写真は、わかりづらい。
なんだか、古臭い木のイメージがあるかもしれないけど、洋風の鉢とかに植えると、そうでもないのです。 樹形は、どうとでもなるし。
実の成り方もおもしろい。 枝にくっつくように、縦に並ぶの。
さて、「神事にはサカキ、仏事にはシキミ」 と、区別して使われますが、両者はよく似ております。
年々、お葬式だお墓参りだ、と仏教がらみの行事に出る機会が増えるため、イヤでもシキミを目にする機会は多くなりますが、意識しないと、記憶に残らないもんです。
けど、オトナの女としては、名前と使い分けだけは覚えておこう!
「神社のサカキ、寺院のシキミ」
実際、神社の境内には、サカキが植えられていることが多いので、機会があっったら、その姿をちらっと見ておくといいですよ。
あ、お正月の注連飾りにもつけますね、サカキ。