12月のバラの蕾
我が家のバラ、「ピエール・ド・ロンサール」 です。 2、3日前に撮りました。
こうして見ると、なかなか綺麗じゃん、と思うけど、おそらく、この蕾はもう開かないでしょう。
気温が7度くらいになると、バラは生育をストップする、と言われますので、もうそろそろ休眠に入る頃。 蕾を開くパワーがなくて、たぶん、このまま枯れていくんじゃないかな。
こんなふうに、つぼみのできる時期が遅いと、せっかくの “四季咲き” や “返り咲き” の性質を、台無しにしてしまうのよ。
まあ、そもそも、なんでこんな時期に蕾が? というと、我が家のバラは、夏の終わりに行うべき 「夏の剪定」 をしなかったからです。
北向きのベランダから、屋上バルコニーに引っ越した今年の夏は、バラにダメージが大きくて、どのバラも一様に弱っておりました。 で、あえて、剪定しなかったの。
そしたら、このとおり、蕾ができるのが、遅くなりました。
秋にも咲くタイプのバラは、9月の初めくらいに剪定しておくと、その1〜2ヶ月後に再び花が咲きます。
時期としては、ちょうど10、11月頃に咲く計算。
秋もきれいに咲かせたいと思ったら、開花期から逆算して、剪定時期を決めればいいわけです。
こちらは、四季咲きの 「マチルダ」です 。
かろうじて、開きました。 蕾はたくさんついてるのですが、咲いてるのは1輪だけで、淋しげ。 後は ・・・ 開くかなー、どうかなー。
「ウチのバラ、12月になっても蕾があるのよー」 と、喜ばれる方もいらっしゃいますが、この時期にちゃんと咲くかどうかは、ちょっとした賭けのようなものです。
やっぱり、咲くべき時期に咲かせてやるのが、バラのためにもいいんじゃないかな、という気がする12月。
朝の、バルコニーは、寒ーい!