何となく、エレガント

niwazou2010-01-22

 これ、きのうのバラ、 「プロスペリティ」 の枝です。 
 新しく株元から伸びた若い枝 (=シュート)なのですが、色が緑色じゃないのにお気づきでしょうか?
 完全に 「紫」 なんですよ。  
 葉もちょっと紫がかっていますが、枝の方が色濃く、根元から先までツヤツヤした紫色。
 冬になって、お庭の草花の葉が赤っぽく変色しているのは、よく見る光景ですが、注意してみると、バラの枝なんかもこんな具合です。
 寒くなって、色素がカラダを、ガードしようとしているのでありましょう。 
 誘引し直すために、麻ヒモをはずすと、ほら、巻いてたところは、緑色。 シマ模様になりました。
 同じバラでも、品種によって、また置かれている環境によって、色の出方は違いますが、この色、冬らしく、エレガントな雰囲気。
 お花もきれいなんだけど、冬の枝の美しさも、これ、特筆できますよ、プロスペリティ。 
 さて、葉の方もなかなかきれいなので、このままにしておきたい所ですが、誘引するときには、葉っぱは全部、取ってしまった方が無難です。 
 写真の葉は、見たところツヤツヤして元気そうですが、ハダニやアブラムシのような虫が越冬してたり、黒点病などの菌がついてるかもしれない。
 病害虫を、春まで持ち越さないように、元気な葉も取りましょうね。 その方が、誘引もし易いですしね。