「チラっと見える」 庭の魅力
「国営・昭和記念公園」 です。
ただいま、「東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー」 という、植物とお庭のイベントが開催されております。
ガーデンショーというと、5月に西武ドームである 「国際バラとガーデニングショウ」 とか、秋の 「日比谷公園ガーデニングショウ」 とかが有名ですが、こちらは、今年初めて。
お庭の学校友だち (以下、「にわ友」) Tさん、会場の盛り上がり度をチェックしております・・・
見所はなんといっても、造園会社や個人で出展しているガーデン作品です。
現場に作られたお庭はショー作品ですけど、人さまのお庭に招待されたみたいで、ほんとに楽しい。
いつも外からチラ見してるお庭を、堂々と正面から見て回る感じです。
しかしその一方で改めて思ったのは、お散歩なんかで 「お庭がチラっ見える」 というの、やっぱり楽しい 「しかけ」 だよなぁ、ということ。
このチラ見せが、魅力的なお庭作りに一役買ってるなー、ということです。
下の写真は、丸い穴から見える景色が、黒い額に納まった絵のよう。
上の写真も壁に穴があって、穴から見える小道が奥にずーっと続いてるように見える。 奥には、どんな景色が広がってるのかしら? とワクワクします。
普通の住宅街で、穴をマジマジと覗くのは怪しいけど、通りががかりにチラッと中が見えて、住んでる人を見かけたり、笑い声が聞こえたりするのって、なんだか、ほっとしませんか?
ほどよく親しみが感じられるし、住んでる人の顔が見えるって、安心。
プライバシーや防犯面から、周囲をがっちりガードする事が必要な場合もあると思うけど、こんなふうな、ちょっとした 「遊び」 の部分は、いつも持っていたいな、なんて思う。
チラッと見えるお花が気になったら、「お花がきれいですね」 と、声をかけてみると、友だちも増える。
お庭から人間関係が広がるっていうのは、楽しいことです。