これから流行るのかい?
ガーデニングショーに行くと、そのショーごとに、やたら目に付く植物があります。
出展されてる複数のお庭で使ってあるんだけど、あんまり見たことなくて、なんだっけ、この花? っていうヤツ。
で、今回のソレが、コレです。
確認したところ、名前は 「ティアレア」。
北アメリカ原産で、「アジサイ」 や 「ヒューケラ(=ツボサンゴ)」 なんかと同じ 「ユキノシタ科」 の多年草です。 葉っぱは常緑で、冬もなくなりません。
そういえば、ヒューケラと葉っぱの感じが似てなくもない、かな?
「庭とも」5人とも、なんじゃ、この花? と口をそろえたものの、じつは特に新しい品種ではありませんでした。 お花に、馴染みがなかっただけで。
色も形も華やかなものが、いっぱい出回るこの季節。 お花としては地味めだから、花物として流通する量が少なかったんでしょう。
ところが、ここに来ていっぱい目に入るもんだから、いきなり注目を浴びてしまったのねー。
葉っぱだけ見ると、「そういや、なんか見たことあるよねー」 と、後から思ったのでした。
中央に入ってる赤っぽい色が特徴的なティアレアは、半日陰が好きな、ヒューケラと似た性質の植物です。 お庭にあんまり日が当たらないの、という、「シェード・ガーデン」 向き。
お花を中心に観賞したいなら、日の当たる場所がいいと思うけど、葉を楽しみたいなら、しっとりした日陰めのとこに植える(置く)のが良いでしょう。
環境に応じて、楽しみ方も変わる。 さて、このティアレア、ガーデンショーを機に、流通量が増えていくのでしょうか?