エリカさまは、いま
ありゃ、枯れちゃったか。 やっぱり扱いが難しいよなー、エリカ。
って、もちろん、芸能ネタじゃありませんよ。 我が家の、エリカさまの話です。
1ヶ月ちょっと前に植替えをした 「エリカ・ダーレンシス」。 満開のときはアフロヘアのごとく、フサフサのピンク色でございましたが、今はこんな具合で。
いかにも 「枯れましたね」 という姿ですが、じつは、どっこい生きております。 よく見ると、茶色い花の間からは、新芽も出ていて。
エリカのお花は、盛りが過ぎても、ヒラヒラ散っていったりしないのです。 枝先にくっついたまま、茶色くなる。
さらに放置しておけば、そのうち自然に落ちていくでしょうけど、見た目、しょぼくれた雰囲気なので、とりあえず鉢ごと揺らしてみましょう。
揺らすか、手で払うかすると、枯れた花は、ボロボロっと落ちます。
でもって、「切り戻し」。 つまり、枝先から少しずつカットして、ひとまわり小さくするんです。
どのくらい切るか、の加減ですが、3分の1くらいを目安にするといいんじゃないか、と。
でも、木質化してる枝は切りすぎないこと。 柔らかい枝はカットすると再び新芽が出てきますが、年数が経って堅くなってる枝は、カットしたら芽が出てこないかもしれないから。
そして、買ってきた鉢のまま育ててたり、鉢がちょっと小さいかなーという場合は、今の時期に、ひとまわり大きい鉢に植え替えることをお勧めします。
エリカは、細い根っこがびっしり張るので、鉢の中で根が詰まり易いです。 すると、土の部分が少なくなって、水切れを起こし易いですからね。
植替えのときは、くれぐれも根っこを崩さないように。 エリカさまは、デリケートです。
株元の根っこが表面に出てないかも、チェックしてね。 土、たっぷりめで、よろしく。