niwazou2010-04-27

 コメント、書き込んでくださる 「teruyanさん」
 先日、彼女のブログを拝見していると、「待ちに待った黒百合が開花」 ということで、美しい写真が並んでおりました。
 「あら、teruyanさんたら、渋好みー」 と、読み進めると。
 んー? 匂いを嗅いで、「雑巾」 を思い出した、ですと??
 「百合」 といえば、華やかでゴージャスな香りを思い浮かべてしまうのけど、そういえば、黒百合の香りは、嗅いだことがない。
 見た目の雰囲気から、その香りにも、ちょっと怪しいオトナの香りを期待するよねぇ。
 以来、黒百合の香りを嗅ぎたくて、「どっかに咲いてないのか、黒百合っ?」 と、めぼしい場所をチェックして歩いていたわけでありますが。
 トウダイモトクラシ、とはこのことよ。 あったのよ、事務所に。
 ついに香りを確認する機会を得まして、鼻を近づけてみましたら ・・・・臭っ。 何臭いのかよくわからないけど、臭いことだけはわかる。
 しかし、雑巾っぽいか否かを識別せねば、と、何度も何度も嗅いでみましたが、結局、匂いの種類を特定する前に、気分が悪くなってしまいました。 恐るべし、黒百合。
 その後、人の表現を見ると、「馬糞の匂い」ってのもあったし、「猫のオシッコみたい」 というのもあった。
 要するに、そんな匂いです。
 一応、補足説明しておくと、黒百合は、「ユリ科」 の植物だけど、一般的によい香りのする 「ユリ科・ユリ属」じゃなくて、「ユリ科・バイモ属」 の百合。
 だから、勝手に香りがよい、と期待して鼻を近づけてはいけないのでありました。 渋くて、きれいな花なんだけどね。
 そういえば昔、美内すずえ先生(「ガラスの仮面」の)の、「黒百合の系図」ってマンガ、読んだなぁ。
 黒百合の存在を知ったのは、あれが最初だったわ、たぶん。