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K邸には、3種類のつるバラがあります。
「プロスペリティ」 「アンジェラ」 「ナエマ」 の3本。
プロスペリティは、すでにお花が終わりましたが、右の写真アンジェラは、満開・全開の状態です。
アンジェラを誘引しているのは、お風呂の窓。
Kさんのご主人は、この季節、窓からアンジェラを見つつ、お風呂に入るのを楽しみにしていらっしゃるのですが、今年は結構、窓を覆いつくしましたよー。
香りがないのが残念だけど、ま、一応、バラ風呂。
と、ご主人、ここ数年、たいへんアンジェラにご執心でいらしたわけですが、聞けば最近、ちょっと旗色が変わってきた様子なのです。
昨年、新たに加わったナエマに、心変わりしたしたらしい、疑惑。
こちらが、「ナエマ」です。
最近人気のブランド、フランス・デルパール社のバラ。
見てのとおり、上品な風情。 カップ型の形、繊細な色、つるバラなのに 「四季咲き」 ときてますからね。 短所が、ない。
K邸では、他とのバランスを考えて、低めで木立性のように育てていますが、そんなふうにコンパクトにも仕立てられるので、ベランダなんかにも向いてると思う。
しかも、香りもすっごくいいのよねー、これ。 ゲランの香水の名前をもらった、といえば、香りの素晴らしさは想像できるでしょう!
1輪切って、玄関に置いておくと、ふわーっといい香りが漂うそうですよ。
最近、そんなナエマに魅了されているらしい、K邸のご主人。
帰宅時にナエマを見ては 「ウチのバラは、いいねー」 とおっしゃっているそうで。
女2人、ナエマを眺めながら、 「男って結局、『清楚』 とか 『可憐』 とかいうのが、好きなのよね」
・・・・ と、いう結論を出した、Kさんと私でありました。