niwazou2010-06-01

 K邸には、3種類のつるバラがあります。
 「プロスペリティ」 「アンジェラ」 「ナエマ」 の3本。
 プロスペリティは、すでにお花が終わりましたが、右の写真アンジェラは、満開・全開の状態です。
 アンジェラを誘引しているのは、お風呂の窓。 

 Kさんのご主人は、この季節、窓からアンジェラを見つつ、お風呂に入るのを楽しみにしていらっしゃるのですが、今年は結構、窓を覆いつくしましたよー。

 香りがないのが残念だけど、ま、一応、バラ風呂。
 と、ご主人、ここ数年、たいへんアンジェラにご執心でいらしたわけですが、聞けば最近、ちょっと旗色が変わってきた様子なのです。 
 昨年、新たに加わったナエマに、心変わりしたしたらしい、疑惑。
  こちらが、「ナエマ」です。
 最近人気のブランド、フランス・デルパール社のバラ。
 見てのとおり、上品な風情。 カップ型の形、繊細な色、つるバラなのに 「四季咲き」 ときてますからね。 短所が、ない。
 K邸では、他とのバランスを考えて、低めで木立性のように育てていますが、そんなふうにコンパクトにも仕立てられるので、ベランダなんかにも向いてると思う。
 しかも、香りもすっごくいいのよねー、これ。 ゲランの香水の名前をもらった、といえば、香りの素晴らしさは想像できるでしょう!
 1輪切って、玄関に置いておくと、ふわーっといい香りが漂うそうですよ。
 最近、そんなナエマに魅了されているらしい、K邸のご主人。 
 帰宅時にナエマを見ては 「ウチのバラは、いいねー」 とおっしゃっているそうで。 
 女2人、ナエマを眺めながら、 「男って結局、『清楚』 とか 『可憐』 とかいうのが、好きなのよね」
 ・・・・ と、いう結論を出した、Kさんと私でありました。