niwazou2010-06-07

 愛知県の 「カ・・」さんと、岡山県の 「ぶ・・」さんから、ご質問をいただきました。
 「つるバラ 『サマースノー』 の、咲き終わって茶色くなった花は、切った方がいいのか?」  ということでございますが。
 これについては、 「切らずに放置しておいてもいい。 でも、切った方がいいことがある
 というふうに、お答えしましょう。 だから、私は、切っております。
 まず 「切らずに放置しておいてもいい」 のは、サマースノーが、今の時期しか咲かない 「一季咲き」 のバラだからです。 
 再び花が咲くならば、花を切ってお手入れして、株に養分を蓄えてやる必要があるけども、今年はこれで終わりだから、放置しておいても大きな問題はないのです。
 冬にしっかり肥料をあげて、枝を誘引してあげれば、それで来年も花が咲きます。
 ただし。
 写真のように、サマースノーは房咲きで、株が大きくなると、満開時はびっしりお花で覆われます。 
 となりますとですね、放置しておくと、かなりの量の花びらが落ちます。
 自分のお庭に落ちるだけで、お掃除なんてしなくていいわ。 という場合は別にして、ご近所に飛ぶのが気になるっ、とか、お掃除の必要な場合は、房ごと切っておいた方がラク。 
 それともうひとつ。 
 咲いた後のヨレっとしたのが長いことくっついていると、見た目が美しくない、ということの他、風通しが悪くなったりして、病害虫の原因になる可能性があります。
 だから、切っておいた方が、ちょっとでも面倒な事が減りますよー、ということで、切る。
 切るといいです。
 さて、切る位置は、葉っぱを1,2枚つけて、房ごと、どうぞ。 葉っぱが3枚だろうと、4枚だろうと、神経質になる必要はありません。
 左は、S邸のサマースノー。 花後のお手入れ作業中です。
 枝が5mくらい伸びるサマースノーは、ホントはアーチ仕立てはちょっと厳しいのですが、緒事情により、こんな風に。
 いまの時期、写真のように、新しい枝が、びゅんびゅん、アーチの上に立っておりますですよ。
 ふうう、困ったー。