niwazou2010-06-11

 ハーブゾーンは、いまお花の季節です。
 紫色の花は、先日ご紹介した 「コモンマロウ」 ですが、その左の、存在感の薄いのは、「イタリアンパセリ」 です。
 ほんとうは、ちょっと日が当たるくらいの、半日陰な場所が好きなのよね、イタリアンパセリは。
 しかし、このハーブゾーン。 そうでなくても過酷な環境のバルコニーにあって、極暑・強風に加え、西日もガンガン浴びてしまう、恐ろしい場所なのです。
 だから、イタリアンパセリ、やっと生きてる感じ。 葉が小さくて硬くて、食用にしようという気を起こさせません。
 サラダとかで食べるなら、葉はやっぱり柔らかくなくちゃねぇ ・・・ 
  とあまあ、収穫することもなく放置していると、当然、お花が咲くわけで。
 そんなに目立ちませんけど、ほわほわっとしていて、愛らしいです。
 色は、黄色っぽく見えるけど、確か白。 にんじんの花にも、ちょっと似てます。
 そして、その下は 「ディル」 の花。 イタリアンパセリの花よりちょっと大きいけど、雰囲気は似ています。
 あー、お花の足元に写っている白っぽい葉は、ディルのじゃなくて 「ラムズイヤー」 ですから、お間違えのないように。
 ディルは、葉の感じとか、姿そのものが 「フェンネル(=ウイキョウ)」 に似てます。 
 ぱっと見じゃ区別がつかないくらい。
 フェンネルは、魚の生臭さを消したりするのによく使われますが、ディルもやっぱり、主に 「香り」が利用されるハーブです。
 北欧では料理によく使うらしい。 ジャガイモとか、ヨーグルトなんかとも相性がいいと言われます。
 が、例によって、私はまだ使ったことはございません。 いい加減、自分でも料理に使ってみなきゃねぇ、と思っては、います。