niwazou2010-06-10

こんにちはー。 初登場の 「ホワイトカラント (=白房スグリ)」 です。
 昨年の春、Sさんの庭から越してきて、酷暑の我が家ですっかり葉を落とし、生存が危ぶまれておりましたが ・・・ 
 すみませぬ。 そんなものばっかりで、お恥ずかしゅうございます (´`;)
 今年の春、何事もなかったかのように芽を出してくれ、こうして果実までつけてくれたので、私も学習いたしました。
 カラントというのは、もともと冷涼な環境を好み、暑さに弱く、日陰の庭でも育つ、というデリケートな植物なのでした。
 よって、バルコニーの中では一番無難な場所、東寄りの軒下に移動して、日々ごきげんを伺っておりましたら、こんなになりましたよ。
 葉っぱがいっぱいで、今のところ順調。
 ホワイトカラントは、1cmにも満たない、小さな果実が房状になります。 中のタネが透き通って見える、スケルトンで繊細な実。 ビーズとかガラスみたいに美しいです。
 1本で、とくに手をかけなくても実がなりますから、お庭で育てるのにも向いていると思います。 
 収穫してジャムとかジュースも作れるし ・・・ って、本にはよく書いてあるけど。 ううむ、それはどうだろう。
実がとにかく小さーい。 そんでもって、分解してみたら果実に対しては、意外に大きなタネが何個も入ってる。 
 果肉部、すんごい少ないので、ジャムを作るには、100個とか200個とか収穫しないと難しそうです。
 かじってみると、甘酸っぱいというより、ふつうに酸っぱいから、生食には向きません。 ケーキとかお菓子の飾りに使うのは、すてき。
 とまあ、果実をガンガン利用することは期待できそうにないけど、きれいだからいいかな、と思います。 
 お庭で育てる果実は、そのくらいでいいんじゃないかな。