niwazou2010-06-09

 最近の、玄関のげた箱の上です。 (げた箱って、死語じゃないよね?)
 この時期、葉のきれいなものを2種、飾ってみました。
 奥のが 「野ぶどう」、手前のが 「姫トクサ」 のコケ玉です。
 野ぶどうは、昨年の夏にコケ玉にされた後、照り返しの激しいバルコニーで日干しにされ、冬は冬で、しょっちゅう水やりを忘れられ。
 という、たくさんの苦行を強いられてきましたが、春、何事もなかったように芽を出しました。 根性のあるヤツです。
 しかも、コケの状態が、奇跡的に見事。 
 写真撮ったら同じように写ってしまったけど、ぐるり、美しい緑色。
 一方、姫トクサの方は、リビングの窓際で育ちました。 
 トクサはもともと、日陰気味な場所と、湿地を好む植物だから、生育に適した環境がコケと似ている。 
 コケ玉にして育て易い植物と言えます。
 そんな環境を作ってやろう、と、午後の数時間、窓から射す薄日を浴びる場所で、お皿に少し水を溜めておきました。
 が、1年近く経過した今、コケの色はかなり褪色しました。 時々、屋外で日光浴させていたけど、やっぱり茶色っぽいコケ玉。
 実物を見比べると、屋外の厳しい環境で暮らしていた、緑色のコケとの差は、歴然なのよね。 
 いくら日陰気味・湿気の多い環境を人工的に作っても、やっぱり自然にはかなわないのであります。
 植物は、屋外が好き。 当たり前っちゃ当たり前なんだけど。