niwazou2010-08-13

 果実の収穫が終了した、7月の終わり。 「ブラックベリー」 の枝を剪定しました。
 (2)の記事で書いたように、一度実をつけた枝には、再び実が成ることはありません。
 で、右の写真のようにカット。 用事の済んだ枝は、葉が黄色くなってきて、明らかにひと仕事終えた感じですね。
 残った枝は1本。 この枝に来年実が成るわけですが、ちょっと長すぎてバランスが悪いので、適当な場所でカットしました。
 このような剪定作業をしてから、2週間ほどが経過しました。
 指差してるところ。
 カットした下側から伸びてきた、新しい脇芽ですよ。 わかる?
 この右下のも、新しい脇芽。 したがって、もうしばらくすると、枝先から、新しい枝が2方向に伸びていくはずです。
 そして、株元からも、新しい枝が伸びてきました。
 こういう新しい枝、バラだと 「シュート」 と呼ぶところですが、ベリーの場合は 「ケーン」 と呼びます。
 株元、地下茎から新しく出る枝は、特に 「プリモケーン (=最初の茎)」 と呼ばれ、プリモケーンは、来年になると 「フロリケーン (=花が咲く茎)」 と呼び方が変わって、花を咲かせ実をつけます。 
 最初にカットした枝は、フロリケーンさんなのでした。 カットしなくても、フロリケーン、秋には枯れていきます。
 ベリーの枝は、バラのシュートと違って寿命が短かく、2年サイクルで更新されていくのです。