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あんまり暑いので、日中は室内に潜伏していた8月ですが、待てども待てども涼しくはなりません。
空は秋っぽく、ウロコ雲だったりするんですけどねー。
さて、心を入れ替えて、今週は3軒のお宅に行ってまいりました。 そろそろ行かねばなるまいっ。
3軒とも、バラのあるお庭です。
9月初めは、四季咲きのバラ、特に木立性の 「ハイブリット・ティー・ローズ」 を10月のちょうどいい時期に、再び咲かせてやるための、準備適期なんですよね。
バラの花は、剪定 (枝の整理) をした後、40〜50日くらい後に開花するので、今がお手入れのベストタイミング。
な、はずなんですが。
今年は10月くらいまで夏みたいで、11月にいきなり冬が来るぞー、なんて言われていますねぇ。 お手入れのタイミング、例年通りでいいのか、ちょっと不安を残しつつ・・・・。
3軒のバラを見て、共通していたのは、病害虫被害が比較的少ない今年。
チュウレンジバチの幼虫に食べられて、葉っぱがほとんどなくなっていたこともあった例年のこの時期ですが、今年はまだ虫がついてなくて、葉っぱがフサフサ。
黒点病の発生も少ないのは、やっぱり気温が高く、昼夜の気温差が少ないせいでしょう。
その代わり、ところどころ、葉の先から枯れたように茶色くなっていたり、葉が黒ずんでたりするのが目立ちます。
これは病気じゃなく、「乾燥」 や 「葉やけ」 によるものです。 特に前者は、我が家のようなバルコニーなんかで多いです。
日中に熱を蓄えた、床のコンクリートや、壁。 夜になってもなかなか温度が下がりませんから、ずーっと乾燥した環境です。 室外機の熱風なんかもよくないし。
雨もずいぶん降ってないので、地植えも、放っておくと水切れで、葉が黄色くなっていきますよ。
と、いつもとちょっと様子の違う、今年のバラたち。
相変わらずの暑さだけど、涼しい午前中にでも、様子を見てやって下さいね。