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実家 (岡山県) に帰省し、きのう戻って来ました。
荷物をゴロゴロ引っぱりながら、マンションに近づくと、ふんふん、この香りは ・・・ 「キンモクセイ(金木犀)」 だ。
もう10月だもんね。 気温はちょっと高めだけど、東京も確実に秋だね。
ところで。 この度、岡山駅で見つけてしまったぞ、これ。 「黄にらばら寿司」 だってー。
といっても、手前の薄黄色のがそれで、茹でた?黄ニラがちょっぴりのってるだけです。 一般的にはこれは 「黄ニラものってる、ばら寿司」 というのが正しかろう。
念のため、ふつうの 「ばら寿司」 と並べてみましょう。 ほらっ。
両者の差は、ふつうの方が具がちょっと豪華な (のってる量が多い) 点と、黄ニラの有無。 あ、それと容器。
でも、黄ニラ、さっぱりとしてほんのり甘く、確かにおいしかった。 黄ニラってこんなおいしいものだったのね。 新鮮でした。
そして、容器なんですが。 今度は 「岡山ばら寿司」 の方に話が移ります。
基礎知識のない、他県の方々のために解説しておきますと。
“ 昔から、岡山では、瀬戸内海の魚や、山の幸など、豪華な食材をふんだんにた使ったお寿司が食べられていたんだけど、倹約令が出て、ぜいたくが禁止されるようになった。
そこで、今まで上に並べていた具は重箱の底に敷いて、その上に寿司飯をつめ、一見粗末に見えるようにしたのじゃ ”
というような言い伝えがあって。
右写真が、容器をひっくり返したところ。 底を透明にして、その再現をしてみました、ってことね。
いまはもちろん、わざわざこんなことしないで、表面にばーんと具材をてんこ盛りしますけど。
こういう容器に入ってると、お土産なんかにすると楽しいと思いまーす。
次回は、本格的、黄ニラの握り寿司を検証しなくては。
私が買ったのは 「吾妻寿司」 の。 岡山駅で売っています。
お味もイケました。