猫であり、犬でもある

niwazou2011-02-03

 ア・ラ・プラスの事務所に寄ると、ディスプレイに使った花木の残りを、鉢に挿してありました。
 「ロウバイ」 「サンシュユ」 「ネコヤナギ」 ・・・・ ああ、春だわねぇ。 ちょっと暖かくなって、こんな花を目にしたら 「もうすぐ春が・・・」 と思ってしまうけど。 まだ2月なんだよなぁ。
 春の黄色い花 「ロウバイ(蝋梅)」 は、今の時期に自然開花しているけど、「サンシュユ(山茱萸)」 はもうちょっと先。
 で、この2つよりは、名前を知ってる人が多いと思われる 「ネコヤナギ(猫柳)」 のことですけど。 ここにあるのは、見た目どおりの 「つぼみ(蕾)」 の状態です。
 ビロードみたいな白っぽい毛で覆われた蕾。 ネコヤナギっていうとまずこれですよね、頭に浮かんでくるの。
 で花は? というと、意外に知らない。 やふーの画像をまたまたお借りしましたが、下のようなのです。
 地味、ですね。 愛らしいけど、地味。
 つぼみが毛羽立ったような雰囲気だから、花といわれても印象に残りにくいよね、これ。
 ネコヤナギは 「柳」だけど、枝がだらりーんと垂れ下がるタイプではありません。 樹高は1〜3mというところだから、中低木というところ。 お庭にメインとし植えるような木ではないけれど、山の風情が感じられる木。 そんなイメージかしら。
 さて、ネコヤナギ。 別名を 「エノコロヤナギ」 といいます。 ん? エノコロって、以前どこかで聞いたことが。 2009年7月の記事を見て見て。 
 「猫じゃらし=エノコログサ」 「ネコヤナギ=エノコロヤナギ」 と、これまた 「ネコ」 といいながら、じつは 「子犬」 も関係しているのだ。
 小さくてふわふわした愛らしいものは、犬に見えたり猫に見えたり ・・・・ 要するに、犬でも猫でも、雰囲気が伝わればどっちでもいいのね。